為替レートが指定した値段になったら、自動で売買を行ってくれるため、常に為替レートを確認できない時に便利です。
指値の買い注文と、売り注文
指値の買い注文は、現在の値段より、安い値段で出します。
また、売り注文は、現在の値段より、高い値段でを出します。
つまり、現在よりも、いい条件の時に取引できるように注文します。
これは、とても自然ですね。誰でも、いい条件で取引したいですから。
例をあげて解説しましょう。
米ドル/円買いポジションを持っていて、現在の為替レートは、米ドル/円=110.50円 だとします。
この時、112.00円の指値売り注文を行った場合、為替レートが動き、レートが指定した値段になったら、約定(売買が成立すること)します。
指値注文の約定(売り注文時)
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指値の欠点は?
指定した値段に到達しないと売買成立しないため、すぐ取引したい場合には不向きです。
指値とは、値段を指定して、取引を行う注文方法のことです。
次回は、逆指値について解説したいと思います。